流行に左右されぬ個性派婚でも親族受け良し

城下町清須の人たちが大切にしている写真と写真館の思い出

流行に左右されない個性派結婚式!でも親族受けはバッチリでした

彼とは、インターネットを通じて知り合いました。お互いに共通の趣味があることが分かり、途端に盛り上がりました。共通の趣味ってなにか? って…。それはズバリ、〝落語〟です!渋いですかね?

有名どころの噺家さんはテレビ出演も多いし、DVDで見れたりもしますが、やはり落語はライブが命。一人で大阪はもちろん、浅草や新宿にまで出掛けることも多かったのです。ただ、やはり帰宅が遅くなると、酔っ払いに絡まれたり、暗い夜道が怖かったり…。一緒に落語を見に行ってくれる彼が欲しいな、なんて思っていたら、いたんですよ。そういう人が!

何度か、一緒に寄席デートに出掛けて、笑いのツボも合うし(それって重要ですよね!)、好きな噺家さんも一緒。お互いにもう30代で、結婚するなら今しかない!この人しかない!と結婚を決めました。

結婚式はどうする?といろいろ相談したんです、もちろん、ご贔屓の噺家さんに飛び入りゲストで来てもらうなんて、サイコーの演出さと思ったんですけど、ギャラ的に、無理。落語会にコネもない(笑)。でもなにか、落語好きの自分たちらしい、面白い仕掛けが欲しいね、って彼と二人で話し合いました。

そして、出した答えが、某ご長寿番組のパロディ的な結婚式。トークになれた友人に司会者をお願いし、彼からお題を出してもらう形で会を進行させます。双方の両親からは、「趣味に走りすぎ」、「もっと今の流行とかを意識した、真面目な結婚式にしたら」と意見もされたのですが…。私たちは、趣味を重んじることより、まずはなにより、私たちの結婚式に来て下さったゲストに楽しんで欲しいと思っていたのです。

狙いは大当たり。墓ご長寿番組は、私たちの親族をはじめ、ゲストの大多数が毎週欠かさず見るってくらい、あの番組のファンだったみたい!ズラッと座布団を並べた上にカラフルな着物を着た、司会者、新郎新婦、ごく親しい友人たちが座りました。それだけでみなさん大喜び。新郎新婦にまつわるお題が出るたび、即興で答えるのですが、司会者が上手に誘導してくれ、会場からもどんどん声が挙がり、笑いが広がりました。

披露宴の料理も落語ネタに関するものでまとめ、ひとつひとつにウンチクつき。ビンゴの商品は、有名噺家さんの独演会チケットや、某噺家さんブランドのラーメン、扇子や座布団など…。こちらもウケました。落語にまったく興味のなかった人も「今度、寄席に行ってみようかな?誰がオススメ?」なんて聞いてくれましたし…。

とことん趣味を生かした個性派結婚式ではありましたが、私たちの視点は、どこまでも、「ゲストを楽しませる」ことだけ。お金のかかることや派手なこと、豪華なものなどは一切なかったけど、みなさん大満足で帰ってくださったと思います!私たちも、明るい笑顔の中、祝福を受けることができ、こんな結婚式が挙げられたこと、とても感謝しています!

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