清須 結婚式

ハッピーエンディングだから本当によかった!私たちの結婚狂想曲

その結婚式に至るまで…。ホント、紆余曲折があったんですよ!

彼は、地方テレビ局で働いています。担当はバラエティ。私が言うのは、アレですけど…、実はちょっとイケメン。なので、担当番組の芸人さんなんかに面白がられて…、裏方なのにときどき画面に映ってしまうんですね。

本人は裏方仕事が好きなので、そのままタレントになりたい!なんて欲はないんです。私と結婚して、おだかやかな家庭を築きたい、そう言ってくれてたんですよ。そのコトバにウソはなかったはずと思うんです。

結婚式を一ヶ月後に控えたある日、友人からラインで、「ちょっと○○局つけてみ!」ってメッセージが来たんです。あ、彼のやってる番組ね。私はあまりキョーミなくて見てなかったけど、今日のは面白いのかな?と見てみたら…。

なんと彼が、美人女芸人さんと本気デート!って大きなテロップ!

え?なにこれ!?いやバラエティ番組だから冗談だよね?と思っていたんだけど、ネットであっという間に、その女芸人さんと彼が結婚するって情報が流れて…。確かに私との結婚を控えていたから、結婚式場はおさえていたけど…。

悪い冗談だよね…。芸人さんだったら、これでドッキリ!みたいな感じでも諦められるかも知れないけど、彼はあくまで裏方。素人なんだよ。なんで巻き込むんだ!って…。

ウチの両親もすっかり怒ってしまって…。仕事だからって、婚約者を傷つけるようなこのような仕打ちはどうなんだ。結婚はもう白紙に、みたいな話になって…。

ずいぶん泣きましたよ。両親はプリプリ怒って…。私はしばらくの間、彼からのメール取らなかったし、両親も彼から電話がかかってきても、家まで訪ねて来ても、取り合わなかったですね。

ドッキリでした!と札が出てくる、…っていうのはなかったけど、あるとき、女芸人さんが直接我が家まで謝りに来てくれました。バラエティのネタだったけれども、あの演出は確かに行き過ぎていた。彼は必死で断ったのに、私たちが無理矢理出演させた…、って。真剣に話してくれました。それで両親も私も落ち着いて。彼と話すことができたんです。

そのうえ、女芸人さんは、結婚式の日の司会を引き受けてくれて…。イタイ目に遭った分、おいしい結婚式ができたかな。

結婚式の司会って大事ですよね。料理より、ドレスより、上手な司会の人ならトークで盛り上げて、他にお金がかかってなくてもゲストが満足してくれるお式ができるから断然オススメですよ!私もこんな目に遭わなければ、司会が大事、なんて思いも寄らなかったから…。ケガの功名ってヤツかな。

とんだ結婚狂想曲だったですけど、ハッピーエンディングだったから、ま、よかったかなって思ってます!

迷った末に見つけた二人の最良の選択、奇跡のような結婚式の一日

彼と私の出会いは…、ちょっとフクザツです。彼は、実は私の姉の婚約者でした。姉は彼の家庭教師をしていました。出会いは、姉が20歳、彼が17歳のときでしたから、そこで交際、となるとちょっと問題アリなのですが、彼らが交際を始めたのは共に30代を過ぎてから。姉が研究員をしていた化粧品会社に、海外赴任していた彼が客員研究者としてやってきたんです、偶然に。そこでそれがかつての家庭教師と教え子だということでお互いに盛り上がり、婚約を決めたんです。

姉には少し前につきあっていた人がいました。先輩研究者だったのですが、10歳も上で、いわゆる不倫でした。その不倫の恋を解消するために、姉は違う恋を必要としたんですね。

だから…。傍目には幸せそうに見えましたが、二人はちょっとギクシャクしているようにも見えました。彼の方はかつて勉強を教えてくれた憧れのお姉さんに一途な気持ちを抱いていましたが、姉はまだ、前の恋人を忘れ切れていないようでしたし…。

姉とのすれ違いを同世代の彼から相談されているうちに、私は彼に一方的な恋心を抱くように…。いつしか彼も私を思うようになってくれていたようでした。

それを察知した姉は、もともとが自分の元の恋人への未練が理由で、彼を苦しめた、という負い目があったので、潔く身を引いたのです。

でも、彼の両親、ウチの両親は納得しませんでした。私が彼を姉から略奪愛した、ということになってしまったからです。まあ、確かに結果としてはそうなので…。なにも申し開きはできないのですが…。

お互い好き合っているのに、両親が二人の仲を快く認めてくれない…。そのことが私たちを苦しめました。もう別れよう、何度も言いました。でも好きで…。どうしても離れられなかったんです。

それは、そんな私たちを憐れんだ、姉の計らいでした。双方の親から、悲劇のヒロインとして見られていた彼女は、式場を予約し、双方の親、そしてかつての不倫相手だった先輩研究者を招待しました。白い簡素なドレス、タキシードが二組、おかれてありました。

かつて不倫関係にあった姉の先輩研究者は今は前の奥さんと婚姻関係を解消し、いまや独り身になっていました。当時姉を苦しめた自分を恥じていましたので、今さら、姉とよりを戻すことなど考えてもいなかったようです。

白い衣装を着た二組の新郎・新婦を見、双方の親は納得しました。涙を流し、私たち二組を祝福してくれました。姉が興したサプライズ…。豪華な衣装も派手な演出もなかったけど…。あれは迷った末にたどり着いた奇跡のような一日でした。

今、私たちは子宝にも恵まれ、しあわせな家庭を築いています。

こんな結婚式やめてやる!自暴自棄になった花嫁を変えた事件とは

結婚式って、当たり前ですけど、結婚を決めた男女二人のためのものだ、となんの疑いもなく思っていたんです。でも違うんですね…。そう知ったとき、愕然として、もう結婚式なんかやめてやる!って思ったんですよ…。

私たちにとっての障壁は、彼のお母様。彼は次男で甘えっ子。彼の3つ上のお兄さんは幼い頃から本当にしっかりしていて、親の手をわずらわせない子だったのだとか。我が道を行く、を地でいっており、今は研究者としてドイツで暮らしているのだとか。まだ独身です。

彼とは、会社の先輩・後輩の間柄。私が彼の四つ上です。これが…、彼のお母様にはあまりお気に召さなかったようで。まず、彼がお兄さんを差し置いて結婚するのはどうか?と言う。また私が年上なので結婚を焦っているのではないか、と…。ちなみにプロポーズは彼の方からなのですが…。

それを分かってもらったら、今度は式場から婚礼衣装から、料理から引き出物まで、全部彼のお母様が決めてくれようとする…。いわく、結婚というのは、二人のためのものではなく、両家の結びつきである。そうである以上、親類にとって恥ずかしいような式はできない。あなたたちはまだ若い。そうしたしきたりが分かっていないから、アドバイスをしましょう、ということらしい。

そんなこんなで、私たち実際に結婚する当事者たちの意見は一切反映されない…。そんな結婚式、する意味が私たちにとってあるのかな?…そう思ったら、「結婚式なんか、もうやめだやめだ!」って自暴自棄になってしまったんですね…。

そう実際に声に出して言ったら、彼が非常に哀しそうな顔をして。あ、そうだ。私が結婚式の当事者、と思っていたけど、彼だって当事者だ。あまりにもお母さんが強烈過ぎて、彼の意向を聞いていなかった。私は自分の思いが彼の思いと一緒だと思っていたのですが…。

彼に「どうしたい?」と聞いたら、私の希望する通りにしたい、と告げた。でも、こうも付け加えたんです。「あなたとはこの先、ずっと一緒に暮らせるから、この先、あなたの気持ちを尊重し、一緒に歩んでいくことは可能だ。でも、僕は母のいるあの家からは出るわけだから、この先、母の意向を尊重することはできないだろう。母は、自分が思っていたより早く、僕が結婚し、自立していくことにやっぱり不安を感じたのだと思う。だから、この結婚式は、母の意向を尊重してもらえないか。

そのときの彼のコトバが、私はまだ妊娠もしていないのですが、いずれ親元を離れていく、まだ見ぬ自分たちの息子のコトバと重なったんですよ。そのつかの間、未来を垣間見た、と言うか…。それは不思議な感覚、ある意味、事件でした。

そして、彼のお母様のことをもう一度考えた。私は自分の思い通りにならないと言うことで、彼のお母様のプラン総てを否定しようとした…。でもひとつひとつ、彼のお母様が選択したものを考えてみると、どれも、私たちのことを思いやって、決めたものばかりだったんですね…。

涙が溢れました。彼のお母様に深く感謝しました。私は、心を真新しく入れ替え、すべて、彼のお母様が進めて下さったプランでの結婚式を迎えました。それがどんなにかすばらしいお式になったか…。また別の機会にぜひ、お話しさせて下さい。

結婚式、どこにお金をかける?迷った末見つけた二人の答えとは…

34歳・百貨店勤務の女性です。30を目前に彼氏のいない自分にモーレツに焦りを感じ、結婚相談所へ…。苦節3年。10歳上で商社勤務の今の彼と知り合い、一年の交際期間を経て、このたび結婚することになりました。

今の若い子たちは給与も低いし、今後の生活のことを考えれば、結婚式自体にはそんなにお金はかけられないから、ジミ婚が主流みたいですね。

でも私たちは、今まで働いてきたし、お互い自宅住まいだったこともあり、それなりの蓄えもあります。40代の彼は、バブル真っ盛りの頃の親戚や友人の結婚式も体験している。結婚式にかけられるお金は充分にあるから、ケチケチなんかしないでいい。ドレスも好きなものを選んで、料理も自分たちで食べて美味しい!と思うものをお出ししよう。引き出物も、最近はカタログセレクトが主流みたいだけど、格式のあるものをこちらで選んで、持ち運びは重いと思うから、希望者は翌日着で宅配できるようなサービスを利用しよう、と言うのです。

それはひとつひとつ、納得の行く話でした…。でも、何もかも合成に、と考えると、やはり今はバブル期じゃないし、〝やりすぎ〟に感じられて、好ましく思えないようなゲストもあるんじゃないか、って私は考えたんですね。なので、よくよく彼と相談し、どこにお金をかけるか、どこは端折ってもよいか…。話し合いを重ねました。ウェディングプランナーさんの意見も参考にしました。

そして、出した答えがこれです。

ドレスはパッと見、華やかなものの方が安く借りられる。上品なものは概して質がよいし、稀少なため、割高なのです。でも、あえて、私はそれを選びました。一見ドレスにはお金をかけていないようだけれど、分かる人には縫製の素晴らしさ、カッティングやディテイルの妙が分かってもらえると思ったのです。百貨店勤務で高級ブランド服に囲まれて過ごした私の心意気です。

料理は素材のよいものを、とオーダーしました。ただし、高級食材は使いませんでした。高級食材は見た目華やかにはなりますが、わりと好き嫌いが分かれるものが多く、半数の人が好まない、高級品だからと仕方なく食べているようなものなら割愛してよいかな、と思ったのです。その代わり、野菜やつけあわせのようなものは手を抜かず、誰もが美味しい、と思えるものを選びました。

会場も華やかな飾り付けはありません。ただ、ゲストがゆったり寛げるような空間、トーン(色味)、イスの座り心地、にはこだわりました。これも百貨店勤務の経験がモノを言いました。

まもなく、私たちの結婚式本番を迎えます。ステキなお式になりますように…。

参列者の満足を最優先に、と考えた二人がつくりあげた理想の挙式

飲料メーカーに勤める31歳の男性です。妻は、大学時代のサークルの後輩で、現在27歳。介護職に就いています。

大学の先輩・後輩の間柄ですから、今まで、大学の友人たちの結婚式にいくつか出てきました。また、それぞれの職場の人間の結婚式、親類の結婚式などにも参列しました。

いくつかの結婚式に出て、思ったことがあります。それは、いったい誰のための結婚式なのか、ということです。

地方の名士をを親戚に持つ先輩の結婚式は、あきらかに親戚に気を遣っており、友人として出席していた私たちは、非常に肩身の狭い思いをしました。花嫁さんが終始ビクビクしていて、とても気の毒だったのを覚えています。

また、バンドが趣味の同級生の結婚式は、自身が作詞・作曲したというラブソングを、自身の仲間と共に演奏してくれたのですが、それがお世辞にもうまいとは言えない出来で…。しかも、一番から五十四番まであるということで参列者も新婦も二十番辺りから困惑の表情を浮かべ、三十番あたりから船を漕ぎはじめる人が続出、四十番を過ぎた頃から、まだか?まだつづくのか…、というウンザリした空気が場内を包み始めましたが、新郎はお構いなし。音程もリズムも残念な感じの歌を、ひたすら熱唱しつづけました。あれほど、他人のメーワクをかえりみず、ひとりよがりの結婚式ってそうそうあるものじゃありません。

しかし、今まで、本当に心から感激するような結婚式に出た記憶がないのです。

今の彼女と結婚を決め、しかし、そのように結婚式に懐疑的な思いを抱いていた私なので、あまり積極的に結婚式をしたいとは思っていませんでした。むしろ、南の島にでも出掛け、二人っきりの式を挙げて帰ってくる、みたいな感じが好ましいと思っていました。

しかし、彼女と話をしていて、思い至りました。結婚式を「二人だけのもの」と考える視点が間違っているのではないか、と思い至りました。

結婚式って式を挙げる二人の思い、我だけを通すものではないし、また、親、親戚のためにするのでもない。すべての参列者に来て良かった!と思ってもらえるような式をすることができたら、自分たちも満足できるのではないか?

そのような視点から、すべてを選びました。会場のレイアウト、食事、進行…。来て下さった方が寛げる空間作り。ゆっくり食事を味わう時間を邪魔しない、式の進行。派手すぎず、しかし、地味というわけではない、婚礼衣装…。

あれがいい、これじゃなきゃダメ!という強すぎるこだわりのようなものが一切なかったので、すべてスムーズに決まり、当日もおだやかな時間を過ごすことができました。

高齢の参列者の方から、「このように心からリラックスし、慌ただしい進行の一切ない結婚式は、人生長いけれど始めてだ」とお褒めのことばを頂いたときは本当に嬉しかったです!

金髪碧眼フランス人美女奥様の夢は…、純日本風の結婚式だった!

「妻です」と彼女を紹介すると、大抵の人はビックリしますね。ボクは見ての通り、けっして背の高い方ではないし、イケメン…にはほど遠すぎる。でも妻は、お会いになってくださったら分かると思いますが、ボクより背は高いですし、金髪のロングヘア、青い眼の、自分の妻を手放しで自慢するのもどうかとは思いながら言っちゃうんですが、…ええ、はっきり言ってかなりの美人です。

どこで知り合ったの?フランス語喋れるの?なんて聞かれますが、知り合ったのは日本。しかも、温泉宿でした。彼女は友人たちと一緒に旅行に来ていたのですね。彼女は日本語は喋れないわけではないのですが、…その温泉宿は、かなり方言のつよい地域で。彼女のカタコト日本語ではラチがあかなかったのです。さらに彼女にも方言表現が理解できない…。

そこにすい星のように(笑)現れたのがボクというわけです。通訳、というほどのことはないのですが、彼女のコトバを伝え、また宿のスタッフのコトバを彼女に伝えました。このことに彼女がひどく感激してくれましてね…!それが交際のきっかけで、そして結婚まで至ったというわけです。

ボクもねえ、まさか自分が金髪碧眼の美人妻を嫁にもらうとは、…想定外でしたよ!さらに想定外は、フランス人の彼女、クリスチャンですから、当然結婚式は教会で、ウェディングドレスで挙げるものと思っていたんです。でも、友人と温泉旅行に来るほど、日本大好き!の彼女ですからね…。角隠しというのを付けてみたい。三三九度というのをしてみたい…、って。いや、ボクは全然構わないけれども、ボクもこんなルックスですから、燕尾服より、和服の方がしっくりきますよ。でも正座とか日本のしきたりとか堅苦しくない?と尋ねたら、これから、私は日本人のお嫁さんに、つまり日本人になるのだから、ぜんぜん構わない、しかも、クールジャパン、憧れの日本で日本人と結婚することが、ティーンの頃から自分の夢だった、出会えたのがあなたのような誠実な日本人男性でよかった、な〜んて言ってくれるんです。いや〜、もう感激しましたよ!思わず男泣き、しちゃいました。一生、彼女を大事にしていこうと心から誓いましたよ。

金髪碧眼のフランス人美女が神前式で結婚式を挙げるというので、地元紙などが取材も来ました。こんな風采の上がらないボクですから、彼女と結婚するのじゃなかったら、テレビが取材に来るなんてことを体験することはまず一生なかったですね!お陰様でたいへんいい思い出になりました。来年子どもが生まれるんです。大きくなったら、ボクらの素晴らしかった結婚式の様子を伝えたいと思います。

彼も私も歴史好き!一生の思い出にやっちゃった…、殿&姫コス婚

私たち夫婦、揃って、歴男・歴女なんです。新婚旅行も当然、国内史跡巡り。最近では歴史的価値のある城跡などで、いにしえの人々の生活や息づかいに思いを馳せるだけでなく、実際に当時のコスチュームを着用し、当時の生活を追体験できるようなサービスも充実しているので、歴史オタクとしては嬉しい限りです。

このような、やや行き過ぎた趣味って、あまり他人に理解はされないもので、独身時代は、妻も私も、両親や兄弟、友人たちから白い目で見られることもしばしばでしたが、生涯の伴侶として、自分と同じ歴史オタク、同好の士を得ることができたのは、ホント、邂逅と言いますか…。まさに運命の出会い、でしたよね!

ひとりだったら気恥ずかしい、難しいことも、二人だったら大丈夫!というわけで、私たち、やってしまいました。結婚式でも…。

歴男・歴女なら夢に見ずにはおれない、「殿&姫」のコスプレ結婚式です。

もちろん、親からはしょっぱい顔されましたよ〜。「親戚に顔向けできない」、「お父さんの会社の人を呼べない」って…。妻などは、考えを改めるように両親から説得もされたようです。「ウェディングドレスなら、どんな派手なものでも、それこそ海外デザイナーズブランドの高価なものでも構わない、お金は出してあげるから、コスプレ結婚式だけはやめてちょうだい」って…。

これが、どちらか妻か私、どちらか一方だけの気持ちなら、折れたでしょう。でも、夫婦共に希望したコスプレ結婚式だったので、お互いに心はひとつ。「一生に一度のことだから、申し訳ないけど譲れない」って…。あまりに私たちの決意が固かったので、最終的に双方とも、親は折れました。

でも、渋る親を説得してまで、しようと思った殿&姫コスプレ衣装です。バラエティショップなどで売っている安物は勘弁、と思いました。歴史ドラマで使用する衣装ほどのクオリティは求めなかったのですが、探せば出会いはあるものですね。ネットでいろいろ調べていたら、都心の、演劇や映画の関係者が衣装用に、よく買い求めに来る、という古着屋にすばらしいコスチュームが出ていたのです。
実際にショップに出向き、お店の人に聞いてみたところ、80年代か90年代に、実際に映画で使われたものらしいのです。衣装係の人が預かって持っていたのですが、なんらかの事情で手放したようで、流れ流れて、そのショップにたどり着いたらしいのです。古着にしては値段は張りましたが、この先同じくらいのクオリティの衣装に出会えるとは限りません。即購入しました。

ネットでいろいろ調べて、当時の髪型に近い形にセットし、メイクは今風にアレンジしましたが、二人とも満足の行く姿に仕上がりました。笑いが来る、と思っていたのですが、私たちのコスプレの本気度(笑)に、会場からはため息が漏れたほど…。結果として大成功だったようです。

これから結婚を考えているみなさん。もし、望む形の衣装、スタイルなどがあり、なおかつ夫婦間で温度差がないようでしたら、家族からの反対にあっても是非遂行して欲しいと思います。だって、二人の一生の思い出なのですから…。

授かり婚だから無理は禁物…、でも〝カワイイ花嫁〟は諦めない!

今、あまり珍しくないとは思いますが、結婚式のときすでに妊娠八ヶ月という授かり婚でした。つわりは治まっていたのですが、つわりで全然食べられなかったことの反動か、食欲が増しちゃって…。体重が増加。お腹の子もどんどん大きくなって、七ヶ月の時点ですでに、「臨月ですか?」、「もしかして双子ちゃんですか?」なんて言われる始末…。

マタニティプランって最近は結構充実しているものなのですが、臨月の花嫁さん…、というのはごく少数のよう。というか、まだ臨月じゃないんですけど!でも体型は確かに臨月並みなので…。

これでも私、出産前はすご〜く細かったんです!小柄なせいもあるけど、ウエストなんか、40cm台だったんですよ!妊娠して、どんどん膨らんでいく私を見て、最初のうち、「オレ、どっちかって言うとガリ専じゃなくポチャ専だから。全然OKだよ」なんて言っていたのですが、最近では、「お腹の中、一人しか入ってないはずだよね?体型ってちゃんと戻るの?」なんて心配されています…。母に聞いたら、「私も妊娠中はすっごい太ったの。でも生んでしばらくしたら元通りよ!」と50代の今も美魔女!と言われるほどのスリム体型を維持する彼女のコトバなので、彼も信じてくれたみたい…。

でもでも!問題は…。そう!ウェディングドレスなんです!一生に一度(じゃない人もたまにはいますが…)のことですもの!思いっきりカワイイ花嫁になりたかったんです。でも臨月並みのお腹!一体どうしたらいいの…。

悩んでいたら、ウェディングプランナーさんが授かり婚の人や、ふくよかな人のためのドレスカタログを持ってきてくれて、教えてくれたんです。本来小柄で華奢な私には、あまりボリューミーなドレスは似合わない。でも妊娠して、お腹が目立つようになっていることから、今度はボリューミーなドレスが可愛く映えますよ、って…!私はとのかく痩せて見えることばかり考えてたから、まさに逆転発想!

なるほど!ハードなパニエを何枚も重ねて膨らますようなドレスも、ややハイウェスト気味のデザインのものに、下に柔らかなコットンパニエを装着し、さっと形を整えるだけで決まります!しかもこの柔らかなコットンパニエ、大切なお腹の保護もできちゃう一石二鳥の優れものなの!妊娠中の結婚式、カワイイは絶対に諦めたくないけど、無理は禁物ですものね。これなら超安心!

試着を見た彼も「とってもカワイイよ」と褒めてくれました。そして当日は…。ふふふ。参列者から、カワイイ、カワイイ、コールの大連呼!一日だけでも、総選挙でセンターを勝ち抜いた、トップアイドルになれた気分でした。

授かり婚の方、あなたもぜひ、カワイイ花嫁体験してみて下さいね!そして数ヶ月後には…、今度は地上のエンジェル、ベビーの降臨ですから、授かり婚ってスバラシイ。

超ジミ婚?いえいえ、ゲストへの気遣いに溢れたアットホーム挙式

私、23歳(大卒で社会人一年目)、彼は22歳で、同じ会社の派遣社員(専門学校卒)で決めた結婚。彼の母親は、「若すぎる」と大反対したのですが、結婚しない・できない若者が増えている、少子化も叫ばれている今、若くて体力のあるうちに結婚して、元気な孫を生んでもらいたい、それにお互いが好き合っているなら結婚を反対する理由もなかろう、と彼の父親、私の両親が後押ししたこともあり、結婚することになりました。

まだ若くて収入も少ないので、当然結婚後もバリバリ働く予定です。保育所が不足していると言われていますので、赤ちゃんが生まれたら、双方の両親がサポートしてくれることになり、仕事は出産ギリギリまで続けることにしました。

当座の生活費は問題ないのですが、結婚式費用が捻出できません。両親からお金を借りて、盛大な式とまではいかなくとも、世間的に恥ずかしくないような結婚式を挙げるという案もあったのですが、そういった式は自分たちらしくないし、なにより、両家の希望と言うより、自分たちの意志で結婚を決めたのだから、親がかりはやめよう、自分たちに可能な予算の範囲内で式のプランを立てよう、そして、快く自分たちの結婚を許してくれた両親を必ず喜ばせよう、と二人で誓いあいました。

数ヶ月後、私たちの予定している式は予算の少なさもあって、けっして華やかなものではありません。では、一昔前、話題になった〝ジミ婚〟かと言えば…、そうでもない。

私たちは、あらゆる友人関係を頼りました。結婚式を挙げるのは友人たちの中で私たちがトップバッターになりますから、今後、だれかが結婚式を挙げるときは、人力を惜しまない、と伝えました。また、30代後半、40代になって、「結婚したくてもできない」ような状況のとき、ふさわしい相手を見つける手伝いも絶対する(笑)と断言しました。

かくして、料理の得意な人、貸しスペースにコネのある人、洋裁の得意な人…等々が集まり、私たちの予算では到底なしえなかった会場、衣装、料理が用意される手筈になっています。超ジミ婚どころか、とてもあたたかなアットホーム婚になりそうです!

もちろん、友人一同、ノーギャラです。かかった費用に関しては、ゲストから一律で徴収予定の会場費を充ててペイする予定です。

準備を手伝ってくれる友人たちは、「学園祭みたい!」とみんな楽しんでくれているようです。協力してワイワイやる中で、あらたなカップルも誕生している模様…。

私たちができることは、ゲストへの惜しみない気遣いと思っています。無償で私たちの式を作り上げてくれた友人一同には、最後にとっておきのサプライズを用意しています。喜んでくれるといいなあ…。

私たちの結婚式がステキなものになるように…。どうかみなさんも祈っていてくださいね!

流行に左右されない個性派結婚式!でも親族受けはバッチリでした

彼とは、インターネットを通じて知り合いました。お互いに共通の趣味があることが分かり、途端に盛り上がりました。共通の趣味ってなにか? って…。それはズバリ、〝落語〟です!渋いですかね?

有名どころの噺家さんはテレビ出演も多いし、DVDで見れたりもしますが、やはり落語はライブが命。一人で大阪はもちろん、浅草や新宿にまで出掛けることも多かったのです。ただ、やはり帰宅が遅くなると、酔っ払いに絡まれたり、暗い夜道が怖かったり…。一緒に落語を見に行ってくれる彼が欲しいな、なんて思っていたら、いたんですよ。そういう人が!

何度か、一緒に寄席デートに出掛けて、笑いのツボも合うし(それって重要ですよね!)、好きな噺家さんも一緒。お互いにもう30代で、結婚するなら今しかない!この人しかない!と結婚を決めました。

結婚式はどうする?といろいろ相談したんです、もちろん、ご贔屓の噺家さんに飛び入りゲストで来てもらうなんて、サイコーの演出さと思ったんですけど、ギャラ的に、無理。落語会にコネもない(笑)。でもなにか、落語好きの自分たちらしい、面白い仕掛けが欲しいね、って彼と二人で話し合いました。

そして、出した答えが、某ご長寿番組のパロディ的な結婚式。トークになれた友人に司会者をお願いし、彼からお題を出してもらう形で会を進行させます。双方の両親からは、「趣味に走りすぎ」、「もっと今の流行とかを意識した、真面目な結婚式にしたら」と意見もされたのですが…。私たちは、趣味を重んじることより、まずはなにより、私たちの結婚式に来て下さったゲストに楽しんで欲しいと思っていたのです。

狙いは大当たり。墓ご長寿番組は、私たちの親族をはじめ、ゲストの大多数が毎週欠かさず見るってくらい、あの番組のファンだったみたい!ズラッと座布団を並べた上にカラフルな着物を着た、司会者、新郎新婦、ごく親しい友人たちが座りました。それだけでみなさん大喜び。新郎新婦にまつわるお題が出るたび、即興で答えるのですが、司会者が上手に誘導してくれ、会場からもどんどん声が挙がり、笑いが広がりました。

披露宴の料理も落語ネタに関するものでまとめ、ひとつひとつにウンチクつき。ビンゴの商品は、有名噺家さんの独演会チケットや、某噺家さんブランドのラーメン、扇子や座布団など…。こちらもウケました。落語にまったく興味のなかった人も「今度、寄席に行ってみようかな?誰がオススメ?」なんて聞いてくれましたし…。

とことん趣味を生かした個性派結婚式ではありましたが、私たちの視点は、どこまでも、「ゲストを楽しませる」ことだけ。お金のかかることや派手なこと、豪華なものなどは一切なかったけど、みなさん大満足で帰ってくださったと思います!私たちも、明るい笑顔の中、祝福を受けることができ、こんな結婚式が挙げられたこと、とても感謝しています!